カーポート

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カーポートの必要性

真夏の炎天下から車を守ります

雨の日も濡れなくて済みます

雨の日の車での乗り降りは意外に濡れてしまうので、カーポートがあると驚くほど便利です。
カーポートがあれば、まず乗り降りで雨に濡れることがありません。
また、たくさん買い物にしてしまったときも、荷物を濡らさずに車から降ろすことができます。

真夏の炎天下から車を守ります

真夏の暑さは車に大きなダメージを与えかねません。
JAFのデータによると、真夏の32℃の気温で3時間放置された車は、
車内の温度が58℃まで上がり、ダッシュボードは80℃近くにもなりました。
これは車のさまざまな箇所に不具合を起こし、
最悪の場合は、運転中に故障が発生し、交通事故にもつながりかねません。
カーポートがあるとこのような事態を最小限に抑えてくれます。

雪や霜の日でも安心です

雪や霜が降るとガラスが凍結して、忙しい朝に時間を取られることが多々あります。
そんなときにカーポートがあると便利です。
霜は下降気流で車に付着するのですが、カーポートが代わって受け止めてくれます。

予期せぬ飛来物から車を守ります

鳥のフンは車体への浸食性があります。
ボンネットなど見えづらいところにフンが付いて放置してしまうと、傷やシミになってしまうのです。
カーポートがあると、そのような事態を避けることができます。

カーポートの種類

カーポートの種類はさまざまあり、どのカーポートにしたらよいのか悩まれると思います。
ここではカーポートの種類をご紹介します。

マイカーのサイズを確認する

カーポートの種類を見ていく前に、まずご自身の車のサイズを確認しましょう。
ご自宅の敷地の広さやお持ちの車が複数あるかどうかでも最適なカーポートが違ってきます。

幅の違いによるカーポートの種類

幅の違いにより、車1台用、2台用、3台用と3つのタイプのカーポートがあります。
ここでは1台用と2台用をご紹介します。

  1.  1台用(幅2.4m~3.0m)柱が一本の片流れタイプで、最小サイズのカーポートです。
  2. 並列2台用(幅3.6m~6m)ワイドタイプや屋根の中央が高くなっているM合掌タイプ、
    また中央に柱のあるY合掌タイプ、後方に柱がある後ろ柱タイプなどがあります。
奥行きの違いによるカーポートの種類

奥行きの違いにより、車1台用、1.5台用、2台用と3つのタイプのカーポートがあります。

  1. 1台用(奥行き5.0m~5.7m)標準タイプです。
  2. 1.5台用(奥行き6.3m~7.7m)車のほかにバイクや自転車を置く方に好まれます。
  3. 2台用(奥行き10.0m~11.4m)縦に2台車を置くタイプです。
高さの違いによるカーポートの種類

雨から車を守るには車の天井から30cm~50cmの上にカーポートの屋根が位置する高さがおすすめです。
あまり屋根が高い位置にあると、雨が横から吹き込みやすくなります。
来客や将来車の乗り換えを考え、ロング柱タイプのカーポートを選ばれる方が多いです。

  1.  標準柱タイプ(高さ1.8m~2.0m)
  2. ロング柱タイプ(高さ2.3m~2.5m)
  3. ハイロング柱タイプ(高さ2.8m~3.0m)
積雪の程度によるカーポートの種類
  1. 一般地域タイプ
    (積雪が20cm以下の地域)長野県や北陸地方を除いた関東以西の地域などに対応していますが、適度な雪下ろしが必要です。
  2. 積雪地域タイプ
    (積雪が50cmに及ぶ地域)長野県や太平洋側の東北地方に適したカーポートです。
  3. 豪雪地域タイプ
    (積雪が100cmを越える地域)北陸地方や日本海側の東北地方、北海道で耐えうる頑丈なカーポートです。

カーポート選びのポイント

続いてカーポート選びのポイントについてご紹介します。

マイカーのサイズに余裕を持たせる

車のサイズによってカーポート選びは変わってきますが、ドアを開け閉めのスペースが見落とされがちです。
また将来車を大きなものに買い換える可能性のある方はゆとりを持たせておくなども大切なので、
今の車のサイズに少し余裕のあるカーポートサイズがおすすめです。

駐車スペースと柱の両立

柱が片側だけのものもあれば、両側に柱のあるカーポートもあります。
敷地の広さと車の出し入れに支障のない柱のものにしましょう。また柱は地中に約50cmまで埋め込みます。
よってその場所にガスや水道管があると柱は設置できないので、事前にガスや水道業者に確認しておきましょう。

雪や風などの気候条件

雪の多い地域はそれに対応した屋根を選ぶようにしましょう。

屋根の素材

屋根の素材はさまざまにあり、紫外線をカットしてくれるものや汚れに強い素材、
光を通す明るい半透明のものなどありますので、生活スタイルや環境を考え最適な素材を選びましょう。

お隣さんとの境界線

お隣さんと近い位置にカーポートの設置する場合は、
屋根から流れる雨や雪がお隣さんの敷地に入らないよう、屋根の勾配に注意しましょう。