テラス屋根
テラス屋根の必要性
テラス屋根には美観だけでなく、日常で便利なさまざまな機能があります。
洗濯物を雨から守る
お出かけ中の突然の雨で洗濯物を濡らしてしまったことはありませんか?
テラス屋根があればお天気を気にせず外出できます。
鳥のフンから洗濯物を守る
鳥のフンは厄介です。せっかくキレイに洗ったお洗濯物が台無しです。
テラス屋根があれば、予期せぬ鳥のフンなど上から降ってくるものから守ってくれます。
プライバシーを守る
オプションでテラス屋根に前面パネルを取り付けると、外から洗濯物が見えなくなります。
また室内の目隠しにもなり、敷地を囲む塀やフェンスがない場合などにおすすめです。
庭先でくつろぎの時間を
テラス屋根を設けて、庭先でくつろぎませんか。
さらにウッドデッキのあるご自宅ならば、ウッドデッキの汚れや太陽光による劣化を軽減してくれます。
勝手口や荷物スペースを雨から守る
勝手口、またタイヤやゴミバケツといった荷物スペースにテラス屋根があると、雨の日でも濡れることなくとても便利です。
フローリングやソファの日焼けを防ぐ
太陽光を通しにくく、また熱線遮断性の高いテラス屋根を設置すると紫外線から室内の日焼けを防いでくれます。
夏のクーラーの効き目を高める
太陽光が強すぎて夏にクーラーがなかなか効かないということはありませんか。
テラス屋根を設置すると室内の温度も下がりクーラーの稼働も少なくできます。
テラス屋根の種類
テラス屋根にはさまざまな種類があります。積雪、風、タイプ別によるテラス屋根の種類をご紹介します。
積雪の程度の違いによるテラス屋根の種類
冬場に積雪のある地域の方は、積雪量を考慮してテラス屋根を選ぶようにしましょう。
昨今は気象の変化が激しいので、
突然の大雪に備えて対応積雪量に余裕を持ったテラス屋根がおすすめです。
- 一般地域タイプ(積雪が20cm以下の地域)長野県や北陸地方を除いた関東以西の地域などに適しています
- 積雪地域タイプ(積雪が50cmに及ぶ地域)長野県や太平洋側の東北地方に適しています。
- 豪雪地域タイプ(積雪が100cmを越える地域)北陸地方や日本海側の東北地方、北海道などに適しています。
風の強度によるテラス屋根の種類
海や山の近くにお住まいの方は強風に耐えうるテラス屋根を選ぶようにしましょう。風の強度によって2つのテラス屋根があります。
- 一般地域タイプ(風速が30~34m/秒)
- 強風地域タイプ(風速が40~42m/秒)
タイプ別によるテラス屋根の種類
- R型(アール)
屋根の先が緩やかにカーブしていて、
雨風の吹き込みや強い日差しを和らげてくれます。 - F型(フラット)
R型と違い屋根の先にカーブがなく直線的になっています。
室内からの見晴らしがよいです。 - ループ型
柱がなく直接外壁に取り付けるテラス屋根です。
柱がない分、屋根の下を広く使うことができます。 - 独立型
外壁に直接固定せず設置できるので、
レンガやタイル張りで固定できないときや外壁に穴を開けたくない、
固定したくないときなどに便利なテラス屋根です。
テラス屋根選びのポイント
続いてテラスハウスの選び方について、いくつかのポイントをご紹介します。
雪や風が強い地域では
雪や風が強い地域では耐雪性や耐風性のあるテラス屋根を選びましょう。
また積雪地域では積もった雪が落ちやすいように、屋根の角度を調整してもらうと雪かきが楽です。
バルコニーテラス屋根の場合は
2階などの上層階のバルコニーに付ける場合は、
1階よりも風が強い場合が多いので耐風性のあるテラス屋根を選ぶと安心です。
さまざまな素材
テラス屋根の素材はさまざまにあります。
紫外線を通しにくいものや室内を明るく保ちながらも熱エネルギーをカットするもの、
雨風などの汚れに強いものなどがあるので、生活環境から適切な屋根の素材を選びましょう。